水平投射 2009年08月06日 カテゴリ:重力による運動(落体の運動)高校物理 力学 高いところから物体を 水平方向に投げることを 「水平投射」という。 物体が描く軌道は放物線となる。 この水平投射の運動を分析する場合は、 水平方向のx方向と鉛直方向のy方向に 運動を分けて考える。 まず、x方向に関してどのような 運動をするのかというと、 物体が運動中に水平方向には 力を受けないから、 等速直線運動と同じ運動をする、 と考えられる。 水平投射されて運動している物体を 上からライトで照らして、 地面に映った影の運動を頭の中で イメージしてみよう。 【水平投射】の続きを読む タグ :#高校物理#水平投射#斜方投射#鉛直投げ上げ#予備校講師shumon
鉛直投げ上げ その2 2009年07月30日 カテゴリ:重力による運動(落体の運動)高校物理 力学 「鉛直投げ上げ」に続いて、その2です。 鉛直投げ上げについて、 もう少し深く考えてみよう。 投げ上げの公式における加速度は 常に-gで正しいのか? ということを考えてみよう。 これは実際、 私shumonが高校で教えていたときに、 とある生徒から質問された内容です。 質問内容を詳しく説明すると、 物体の運動は、はじめは減速しながら、 鉛直上向きに上がっていくので、 加速度は-gでよいが、 やがて速度v= 0の最高点に達し、 これを越え、下向きに今度は 加速しながら落下していく。 このとき重力加速度は +gになるのではないか? ということである。 結果からいうと、 「常に-gで正しい」 が答えである。 では、なぜ落下するときも -gなのか?であるが、 これは、鉛直上向きの方向を 正にとっているから、である。 しかし、これじゃわからないでしょう。 じゃ、具体的な数値で考えてみよう!! 【鉛直投げ上げ その2】の続きを読む タグ :#高校物理#力学#鉛直投げ下ろし#鉛直投げ上げ#物理講師shumon
鉛直投げ上げ 2009年07月29日 カテゴリ:重力による運動(落体の運動)高校物理 力学 鉛直投げ上げは、 自由落下、鉛直投げ下ろしと違って、 上向きに投げ上げる。 つまり、初速度v0が重力加速度と 逆向きになっている。 ということは? 等加速度運動の式において、 加速度をa=-gに置き換えてやればよい。 初速度v0は当然あるから、 そのままでオッケーである。 【鉛直投げ上げ】の続きを読む タグ :#高校物理#自由落下#鉛直投げ下ろし#鉛直投げ上げ#物理講師shumon
鉛直投げ下ろし 2009年07月29日 カテゴリ:重力による運動(落体の運動)高校物理 力学 鉛直投げ下ろしという動作は、 鉛直に投げ下ろす・・・ つまり、物体に初速度をつけて 落下させることである。 例えば・・・ プロ野球で、 逆転満塁ホームラン! など、ピッチャーが ホームラン打たれたときに、 悔しくて滑り止めのロジンバッグをつかんで マウンドに叩き付ける・・・ そんなシーン見たことありますね? このときピッチャーは 投げ下ろしをしてますね。 では、鉛直投げ下ろしの関係式を 求めてみよう。 これはとても簡単で、 等加速度運動の式において、 加速度a=gに置き換えてやればよいだけである。 自由落下において、 初速度v0=0と置いたが、 投げ下ろしでは、初速度があるのが、 自由落下との違い。 だから、初速度は0と置かないで 残しておこう。 つまり、等加速度運動の3公式 v=v0+at x=v0t+1/2at^2 v^2-v0^2=2ax において、a=gと置き換える。 すると、次のような式が求まる。 v=v0+gt x=v0t+1/2gt^2 v^2-v0^2=2gx これらが、 鉛直投げ下ろしにおける式である。 では、自由落下と同様に、 速度の式v=v0+gtについてもう少し 詳しく考えてみよう。 【鉛直投げ下ろし】の続きを読む タグ :#高校物理#自由落下#鉛直投げ下ろし#鉛直投げ上げ#物理講師shumon
自由落下 2009年07月27日 カテゴリ:重力による運動(落体の運動)高校物理 力学 自由落下は、等加速度運動の式において、 初速度v0=0、加速度a=gに置き換えてやればよい。 つまり、 v=v0+at x=v0t+1/2at2 v2-v02=2ax において、v0=0、a=gと置き換える。 すると、次のような式が求まるが、 これが、自由落下における式である。 v=gt x=1/2gt2 v2=2gx では、速度の式v=gtを考えてみよう。 【自由落下】の続きを読む タグ :#高校物理#自由落下#鉛直投げ下ろし#鉛直投げ上げ#物理講師shumon