高校物理をやさしく解説するブログ

高校物理をやさしく解説するブログです。説明は全てテキスト中心にまとめております。図はたまにありますが基本的に想像力を働かせて読んでください。「読んで」物理のイメージを作りましょう。

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    タグ:作用反作用

    力のつり合いは、いずれの場合も、

    物体に働く力(ベクトル)の和=0

    がつり合い成立の条件である。

    一直線上における力のつり合いは
    逆向きそれぞれ、同じ向きどうしの力の和が等しい、
    と考えよう。

    つまり、次のように物体に力が働き、
    つり合いが成り立っているとしよう。

    F1←■
    F2←■→F3

    この場合、

    F1+F2=F3
    (左向きの力の和=右向きの力の和)

    が成立する。

    また、力をベクトルとして考えると、
    右向きを正として、
    つり合いの式は、
    次のようにも表せる。

    (-F1)+(-F2)+F3=0

    これは、F1+F2=F3を
    並べ替えただけなので、
    式としては、同じ内容であるので、
    問題はない。 【力のつり合い】の続きを読む

    今日は運動方程式と
    等加速度運動について講義しました。

    運動方程式は、
    摩擦のある床の上に
    2つの物体を2段重ねで置いて、
    下の物体を引っ張って動かす問題。

    この問題は皆さん苦手でしたね〜。

    どこがポイントかといいますと、
    2つの物体間に働く摩擦力が作用反作用
    の関係なんですね。

    これがポイントです。

    AAAAAA と BBBBBB の2段重ねです。

    AAAAAA
    BBBBBB

    これら2物体間には、
    摩擦力が働くとしましょう。

    AAAAAAの下面とBBBBBBの上面に
    摩擦力が働きます。

    上のAAAAAAだけ右に引っ張ってみましょう。 【運動方程式は二段重ねの問題が苦手?】の続きを読む

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