運動方程式の基本形は、

ma=F

ですね。

運動方程式ってのは
覚えるのは簡単だけど、
理解の仕方にはいろいろあると思う。

たとえば、0.50kgの物体が滑らかな床の上に置かれていたとしよう。

この物体を両側から引っ張るとする。

右向きに引っ張る力の大きさは10N、

左向きに引っ張る力の大きさは4.0Nとしよう。

図で描くとこんな感じ。

←--4.0N--○-----10N----→

ちょっと見にくかったらゴメンよ。

つまり、綱引きとおんなじだ。

じゃ、どっちに動き出す、と言われれば、
すぐにわかりますよね。

「力が勝ったほう」

ですね。

どっちが勝ちますか〜〜??

10Nと4.0Nを比べりゃ、
10Nのほうが大きいので、

右向きに動き出すでしょう。

じゃ、この運動に関わっている
力は

「結局」

いくらか?

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これは、

10−4.0=6.0N

ですよね。

つまり、この物体は
6.0Nで動き出したんだ、ということ。

じゃこれを運動方程式にあてはめてみると、
この6.0Nが、つまり、

ma

ということ。

物体に働く
動き出すための力

6.0Nが、

maという、

質量×加速度に等しい、
ことを、

ニュートンさんは、
運動の第2法則で言ったんだ。

つまり、運動方程式は、
加速度をaとすると、

ma・・・0.50×aとなり、

0.50×a=6.0

つまり、

a=12m/s^2

となるわけです。

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