原発の内部でどのような核反応が
起こっているかは定かではないけれど、
圧力などのイメージはボイル・シャルルの法則を
イメージするとよいでしょう。

圧力の説明はこちらから。

単純に核反応などの影響が
ほとんどないとした場合を仮定しましょう。

気体が存在する場合、圧力、体積、温度は、
ボイル・シャルルの法則に従っている。

圧力=p
体積=V
温度=T

です。

ボイル・シャルルの法則は次のようになります。
(pV)/T=一定 ⇒ (pV)/T=(p'V')/T'

ガイガーカウンターの在庫をチェック

スポンサードリンク


ボイル・シャルルの法則はこちら

つまり、密閉された容器の中で、
体積Vが一定のまま、温度Tが上昇すれば、
(pV)/T=一定
を満たすように、圧力Pも上昇するわけでございます。

高温になった原発に水をかけて冷やしましたが、
体積V=一定、つまり、施設の中の広さは変化しない、
ということで、分母にある温度Tが小さくなれば、
それに伴い、分数の分子にある圧力pも小さくなり、
爆発を妨げられるということです。

原発内部では、もちろん、複雑なことが起こっているでしょう。

しかし、よりシンプルに考えることで、
物事の本質がより明確にイメージできるのが、
物理の考え方です。

【PR】
医学部合格者が教える大学受験勉強法+センター試験高得点マニュアルセット