〔高温の物体〕

〔低温の物体〕
を接触させる。

すると、
〔高温の物体〕
から
〔低温の物体〕
へ、熱が移動する。

〔高温の物体〕⇒⇒(熱)⇒⇒〔低温の物体〕

そして、やがて、
両者の温度は等しくなる。

この状態を
熱平衡状態という。

このとき、

(高温物体が放出する熱量)
   =(低温物体が吸収する熱量)


が成り立つのが、
「熱量保存の法則」
である。

この法則が成り立つとき、
高温物体と低温物体の
両方を含む世界が、
ある一つの囲みの中で存在するとし、

その囲みから外に、
熱が逃げていかない


ということが前提である。

簡単にいうと、
「魔法瓶の中で実験が行われている」
と考えてよいでしょう。

また、熱は必ず、
高温の物体から低温の物体へ移動し、
その逆は起こらない。


これを、不可逆変化という。

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例えば、次のような実験を
考えてみましょう。

高温に熱した金属球を
水の中に入れた。

その後、十分時間がたったとき
水と金属球のそれぞれの
温度は等しくなった。

このとき、
熱量保存の法則が
成り立つということは、

高温物体である
金属球から熱が放出し、
その放出した熱を、
全て水が吸収する、
ということである。

熱が外に漏れていないなら、
熱の移動は、金属球と水の
両者のみの間で行われるわけです。

そして、全体の熱量は等しい、
ということが言えますね。

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