基本は大地を基準とする。

そう。

運動は大地を基準として考えよう!

それがニュートンさんとの約束だ。

力学では主に、物体に働く力による
物体の状態を考えていきます。

そのとき、物体を観測する立場は、
静止している大地を基準とします。

観測する立場が運動していたり、
静止していたりしたら、
物体の状態がそれぞれ違って見えます。

そうなったら、
どれが正しいのかわかりません。

ですから、物体の状態をいうとき、
しっかりと「観測者は静止している」
ということを前提に考えよう。

また、場合によっては、運動している
乗り物の上で観測する場合もあります。

物体の上で物体が運動しているときなど、
状態が複雑なときは、この考え方のほうが、
静止している観測者よりも、
物体の状態がわかりやすく見えて、
式を立てやすい。

ただし、慣性力や遠心力というような、
特別な力を登場させなければならない。

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ですから、
基本は「大地を基準とする」の考えで行こう。

運動の3法則があります。
第一法則:慣性の法則
第二法則:運動の法則
第三法則:作用・反作用の法則

このうち、第一法則の慣性の法則は、
静止している物体は、
外から力が働かない限り静止を続ける、
という法則でした。

ここで、この法則をもう少し考えてみると、
この静止している状態というのは、
どのような立場から見た場合の静止している、
ということなのでしょうか。

そうなんです。
先程言いました大地の上に
立って観測する立場なのです。

したがって、ニュートンさんは、この第一法則の中で、
静止している立場から観測するということを、
すでに言っているというわけなのです。

ちなみに、静止している物体を
加速度運動している立場から観測してみましょう。

物体は観測者と逆の加速度で
運動していることになります。

そうとってはけないのです。

なぜならば、運動の第二法則が成り立ちません。
物体に力が働くと力が働いた方向に加速度が生じる、
ということですが、力が働いていないのに
加速度運動?・・・なんじゃこりゃ???
ということになってしまいます。

ですからもう一度、
観測者は大地基準、ということを言っておきます。

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